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健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第27回 『目から うろこ!! 夏のお弁当作り大作戦』
雨の日も多く、高温多湿の季節になってきました。

6月にも食中毒の予防に関することをお知らせしましたが、
7月は特に、お弁当を作る時の注意点をご紹介します。
まず、調理をする前の手洗いは基本ですが、手を拭くタオルも清潔なものを。
お弁当箱は、煮沸消毒や、薄めた塩素系漂白剤でつけ置きにして清潔に。
おかずを入れる前に薄めた酢でお弁当箱を拭くのも予防になります。

●ご飯は3合に対して小さじ1の酢を混ぜると傷みにくくなります。
 梅干しを入れるのも効果があります。熱いご飯やおかずは、
 しっかり冷ましてからお弁当箱に詰め、生もの・水分の多いものは
 避けましょう。
 おにぎりを作る時には、ラップや手袋を使い、ご飯に素手で触らない。

●前日の夕食のおかずを使う場合は、先に清潔な容器に取り、お弁当に
 詰める時は再加熱をして冷ましてから入れましょう。
●ハム、かまぼこなど「要冷蔵」の食品は、そのまま食べられるものでも、
 加熱して冷ましてから入れるようにしましょう。
●自然解凍で食べられる市販の冷凍食品は、保冷剤代わりにもなって
 オススメです。

学校・幼稚園など冷蔵庫がない場所に持っていくなど、食べるまでに
数時間経過する場合は、保冷剤を付け、少しでも温度が上がらないように
気を付けることも大切です。

※お弁当の調理の時には、普段の調理よりさらに気を配った調理を
 心掛けたいですね。
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