教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第4回 お弁当② (夏休み号)
○夏休み号
【お弁当②】

 待ちに待った夏休みですね。楽しい計画があると思います。でも、お昼ご飯はお母さま方の悩みの種ではないですか?
 いつもの生活が一変し、夜ふかし気味になると朝が起きられなくなります。すると食事の時間がズレてきます。そんな時、少しめんどうの様ですが、朝の涼しいうちにお昼のお弁当を準備しませんか。昼間の暑い時間に火を使わなくてすみます。また、子どもがお腹がすいた時にすぐに食べられます。お菓子に手が出るということも減ります。
 お弁当はご飯類に限らず麺類もおすすめです。よくコンビニで冷麺や冷やしうどんなどを見かけますね。目先が変わり、のどごしも冷たくていいですよ。
 ただ、子どもが欲しがらないからと言って主食をはずすのは良くありません。一度にたくさん食べられない子どもだからこそ、少しずつでも食べさせて下さい。お腹が減るとすぐに甘いものに頼ることになってしまいます。
 また、ジュースや炭酸飲料を飲む機会も増えそうですね。これらには「さとう」が多く含まれていて、飲み過ぎると、同時に糖分のとり過ぎにもなります。その結果、夏バテや肥満、生活習慣病を招いてしまいます。熱中症予防のためにも、飲む時には少し薄めて飲むようにしましょう。また、暑いときの水分補給には糖分のとり過ぎに注意して下さい。お茶やミネラルウオーターなどがおすすめです。
 暑い夏、規則正しい生活を食事の面からも取り組んで下さい。どうぞ楽しい夏休みをお過ごし下さい。
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