教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第9回 『体をあたためましょう!』
『体を温めましょう!』

あけましておめでとうございます。

皆さま、良いお正月をお過ごしのことと思います。
黒豆は皆が健康でマメに働けるように、伊達巻は巻物に似た姿から教養が増すように等、子ども達と話がはずんだことでしょう。
一月七日には、いち早く春を告げる七草の入ったおかゆを食べてこの一年の健康を祈りましょう。
冬は気温が低く、体温も低下します。色々な体調不良を起こしやすい季節です。
皆さんは体を温める食べ物と冷やす食べ物があるのをご存知ですか?
寒い地方で育った食べ物(鮭、りんごなど)暖かい色、黒っぽい色の食べ物(赤身肉、ワイン、黒豆、味噌、海藻など)かたいもの(チーズ、根菜類など)冬が旬の野菜などは、体を温める陽性食品です。
逆に白っぽいもの(うどん、白米、白いパンなど)夏が旬の野菜などは陰性食品です。加熱して食べましょう。
 体を温める方法として、生姜紅茶はいかがですか?生姜は体を温める作用が強く、食べるとポカポカとしてきます。この時、生姜はよく洗って皮付きのまますりおろす方がなお良いです。また、紅茶には利尿作用があり、体の余分な水分を排出して体を温めます。甘味には黒砂糖がいいですね。冷え性の人はそれ以上体を冷やさないようにし、同時に体を温めるように心がけましょう。
 このほかにも、食べ過ぎないようにすることも必要です。食べ過ぎると、食べたものを消化しきれず、体の中には老廃物が残ってしまいます。血液循環が悪くなり、代謝が低下して冷えを招きます。小食にするだけで、冷えの改善につながるでしょう。
また、よく噛んで食べると、食べ過ぎ予防にもなります。
 毎日の食生活を見直し、体を温める健康習慣を身につけましょう。
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