教育改革の推進

健康管理

園医さんのワンポイントアドバイス

幼稚園の園医さんによるワンポイントアドバイスをご紹介します。幼稚園園医 宮原小児科医院 宮原道生先生です。
園医のつぶやき 2月号(その129 )【感染症・・これからどうなるの?】
園医のつぶやき その129

1月後半とても冷え込みましたが、皆様のご健康とご自宅の水道管は大丈夫だったでしょうか?2月の自由ヶ丘幼稚園のイベントといえば節分の豆まきですね。今年はどんな鬼がでるのでしょうか?今年の立春は2月4日(土)で、その前の3日が節分になりますね。邪気を払って、良い春を迎えられることを祈っております。
さて、昨年11月から12月まで信じられないほどCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)が流行しました。新年明けてからは、COVID-19とインフルエンザが同数くらいになり、2月を迎える直前にはインフルエンザAが圧倒的に多くなってきて、小学校では学級または学年閉鎖になった地域もありました。
2つの病気を見た目で区別するのは至難の技です。COVID-19は症状が出始めて抗原検査が陽性になるまで比較的短時間(ワクチン接種者は少々時間がかかります=ウイルス増殖スピードが抑えられて良い事です!)ですが、インフルエンザは時間がより必要な様です。基本的にはインフルエンザも十分自然治癒が見込める病気ですので、焦らず適正なタイミングで検査を受けると良いでしょう。
インフルエンザを発病して、3~4日間高熱が続く、一旦微熱程度になったのに再度高熱が出た等の場合はもう一度受診した方が良いですので、よろしくお願いします。

5月8日からCOVID-19の取り扱いを2類から5類に変更予定になりました。様々な意見がSNSやマスメディアで議論されています。そこには触れずに5類になったとしても変わらない事として、①新型コロナウイルスは消滅しない。②軽症でも、発熱、倦怠感、頭痛、咽頭痛、咳、味覚嗅覚の異常などの症状の中から数個ずつ組み合わさり、そのうちの1つ2つが長引く事が多い。③発病から一週間して通常の生活に戻ろうとした時に、病前の状態まで体の様々な機能が回復しない人がいる。④感染した人がマスクなしで自由に行動したら多くの人に感染させる、等が挙げられます。ジョンズ・ホプキンス大学のデータによればCOVID-19の致死率は2020年1月の8.5%から2022年8月の0.27%まで減少しています。但し、注意しなければいけないのは、「致死率が減少しても、COVID-19に感染した時の②や③の状況は変わらないだろう」という事です。

 私は、ゆくゆく社会が感染防止策を緩和する方に賛成です。でも今はまだCOVID-19の流行は完全に終息していませんし、インフルエンザの流行も活発になってきましたので、2~3月に緩めるのは早いと思われます。なかなか辛抱のしどころが長すぎますが、現実と向き合ったその上で、日々の楽しみを見つけて参りましょう。どうぞよろしくお願い致します。
<園医>宮原小児科医院 宮原道生先生
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