教育改革の推進

健康管理

園医さんのワンポイントアドバイス

幼稚園の園医さんによるワンポイントアドバイスをご紹介します。幼稚園園医 宮原小児科医院 宮原道生先生です。
園医のつぶやき その8 『インフルエンザについて』
園医のつぶやき その8
『インフルエンザについて』

明けまして、おめでとうございます。

お正月は、お節やお雑煮を食べて、楽しく過ごされたことと思います。
 さて、松の内も明けますとインフルエンザの事も心配になりますね。予防はワクチンや、うがい、手洗い、規則正しい生活につきます。

Q1;発熱してどれくらいで検査するのがベストか?
A1;ウイルスが検査キットで検出できる量以上に増えたら、インフルエンザ陽性となります。その増える速度は個人差によるところが大きく、さまざまです。ある人は発熱して1~3時間後に診断できることもありますが、半日後、1日後、2日後に診断できたりと様々です。必ずしも12時間後ちょうどに検査をする必要はありません。

Q2;インフルエンザの治療は?
A2;飲み薬1種類(粉とカプセル)、吸入薬2種類あります。それぞれ特長がありますが、それほど大きな差はありません。医師の指示通り、最後まで飲む、または吸う様にお願い致します。

Q3;インフルエンザの経過中の注意点は?
A3;最初のうちは熱が高くても、水分や食事が摂れて会話がしっかりできる場合は問題ありません。3~4日以上たっても解熱しない時や全身の状態がすぐれない時は、インフルエンザの重症化や細菌感染の合併を疑って、レントゲンや血液検査を施す場合もあります。また、①けいれんを起こして5分以上止まりそうにない、②意識がない(つねる等、痛み刺激しても体を動かさない)③場違いな言動(真夜中や、昼間でも場違いな状況で歌い始めるなど)などありましたら、インフルエンザ脳症の可能性もありますので、①や②の場合は救急車を呼ぶ、③の場合はかかりつけ、または救急病院でチェックしてもらうなどの対処が必要となります。

Q4;インフルエンザにかかった後、登園できるのはいつから?
A4;平成24年4月1日に学校保健安全法施行規則の改正が行われ、「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後3日を経過するまで」と変更されました。ポイントは発症した日は0日で、翌日から1日と数え、5日までは自宅待機です。解熱した日も0日と数え、翌日から1日で、3日までは自宅待機です。両方の条件を同時に満たして初めて登園できますのでかかった医師の許可を受けて登園するようにしてください。

 どうか、皆様が無事にインフルエンザ流行シーズンを乗り切られますことを、お祈り申し上げます。
<園医>宮原小児科医院 宮原道生先生
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