教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第一回『タケノコ』
 新入園児の皆さん、入園おめでとうございます。新年中さん・新年長さんの皆さんも素敵なお兄さん・お姉さんになってお会いできてとても嬉しく思います。
 今月は4月給食にも使われている「タケノコ」についてお話しましょう。タケノコの旬は春です。そう。今でしょ!(笑) 一年間のなかで今が一番美味しくいただける季節なのです。そしてタケノコは皆さんの地元・福岡県が全国で一番多く採られている事を知っていましたか?採れたての旬のタケノコを皆さんに食べていただけて、とても嬉しいです。
 そんなタケノコですが、新生活のスタートに緊張で少し疲れてしまった皆さんに嬉しい成分が含まれています。最近タケノコには、「やる気」を高める成分が含まれていることが分かり注目されています。その成分は【チロシン】と言います。チロシンが脳を元気にすることで、集中力が高まり「やる気」もわいてくるのです。タケノコを茹でると節の隙き間に白いものが入っているのは見たことはありますか?それはチロシンが結晶化したものです。やる気がわかないなぁ。という時はタケノコを食べてみてくださいね。
また、タケノコは一旬(10日間ほど)であの「竹」までに成長してしまうのです。食べられる期間もほんの一瞬、土から出るか出ないかという時だけなので目が離せません。そんなに成長が早いにもかかわらず、竹の寿命は百年以上とも言われています。不思議ですね。竹は成長が早くまっすぐに伸びて強い風にも折れません。そのことからタケノコは、縁起の良い食べ物とされてきました。皆さんもタケノコのようにまっすぐ大きく成長してカッコいいお兄さん・きれいなお姉さんになりましょうね。


栄養士 花田
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