教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第3回 発酵食品
 「塩こうじ」ブームですが、皆さんもご家庭で作られていますか。
もちろん、私もブームに乗って作りました。私は味噌も作るので、麹(こうじ)は身近な食材です。こんな使い方もあるのかと思いました。今まで色々なブームがありましたね。
紅茶きのこ、カピス海ヨーグルトや酢大豆など。一時的に大ブームになっても長続きしていませんね。
 味噌、納豆、ヨーグルト、ぬか漬け、酢などの発酵食品。なかでも、味噌やしょうゆの原料になる米麹は、たんぱく質やでんぷん質を分解する酵素を作り出し、体調を整えるに効果があると言われています。米麹から作る塩こうじは、食材を漬け込むだけで味に深みがでます。この手軽さもブームの一因でしょう。
 塩こうじを使わなくても私たちが元気に過ごすために、日本古来の発酵食品を見直してみませんか。毎日、味噌汁を飲み、納豆やぬか漬を食べる。和食中心の生活ですね。
日本人の身体にはやはり和食があっているようです。不思議なくらいに「ザ・和食」という魚中心の給食の時には残食がほとんどありません。子どもはハンバーグやエビフライなどの横文字メニューのほうが好きと言うのは、ちょっと違っているようです。
 皆さん、大切な方の身体のためにも、発酵食品との付き合い方をもう一度見直してみませんか?
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